logo
南川三治郎のことば

日本とヨーロッパ文化の中で育まれた私の研ぎ澄まされた感性で、美しいヴェルサイユ宮殿での写真に結合させたいというのが私の願いです。私は日本とフランスという二つの国を拠点としているため、西洋と東洋、両方の自然と文化、歴史を愛し、理解し後世に伝えたいと願い、いま立ち上がったのです。本取材は2000年9月中旬に撮影を完了しました。

なぜ、いまヴェルサイユなのか?不思議に思われるかもしれませんが、2000年はキリストが生誕してから2000年になります。私の独断と偏見に満ちた解釈では、ヨーロッパ文化はキリスト教の発達、伝播の歴史とパラレルになっていると言っても過言ではありません。私たちが、いま日常生活に使っている、もろもろの生活付帯事項が、ヴェルサイユ宮殿を中心として発達したヨーロッパの宮廷・貴族社会に根差しているといえるのではないでしょうか。

私はこれらのことをいま、私の心のプリズムを通して表現しているのです。

南川三治郎(みなみかわさんじろう)略歴

1945年三重県生まれ。東京写真大学卒業後大宅壮一東京マスコミ塾第一期出塾。パリ、東京を拠点に欧米各地を取材するフリーランスのフォトグラフィック・ライター。代表作に「アトリエの巨匠・100人」(新潮社)、「推理作家の発想工房」(文芸春秋)、「世紀末ウイーンを歩く」、「イコンの道」(ともに河出書房新社)などがある。80年日本写真協会新人賞受賞、86年日本写真協会年度賞受賞、93年オーストリア政府観光局より名誉勲章ゴールド受章。
さらに詳しい資料はこちら

南川三治郎とは誰か ヴェルサイユ宮殿について
テーマ 南川三治郎のことば 主な出品作品 展覧会概要
index

2001 Sanjiro Minamikawa