お蔭様で好評にて会期終了いたしました。


10:30-6:30 最終日は5:00まで  http://www.wako.co.jp
ギャラリートーク:12月16日(日)22日(土)ともに3時から予定しております。


11:00-8:00  http://fujifilmsquare.jp/
ギャラリートーク:1月12日(土)19日(土)ともに3時から予定しております。

   



主催:「日・欧巡礼の道」展実行委員会
後援:ユネスコ、国土交通省、三重県、奈良県、和歌山県、フランス政府観光局、 スペイン政府観光局、
    社団法人日本旅行業協会、社団法人全国旅行業協会
協賛:富士フイルム、富士フイルムイメージング、ニコン、ニコンカメラ販売
助成:財団法人岡田文化財団
協力:玉川大学


 平成16年世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野三山・吉野・大峯・高野山には緑濃い山々、苔むす坂道や石畳に遥か太平洋からの涼やかな風が吹いています。紀伊の山々に護られた霊場は、神と仏の二つの宗教が混在し、さしたる争いごともなく仲良く共存する世にも不思議な空間であります。太陽、巨岩、大滝など脅威的な自然に神を見る神道、遠くインド・中国から伝来した仏教、それらが影響しあって生まれた修験道、さらにはそれらを巡拝する信仰など、さまざまな祈りの姿がおおらかに受け継がれ現在に至っています。

 平安時代に熊野三山に行幸された後白河上皇も体験されたであろうか、紀伊山地の霊場に立つと、心が遥かな昔にたちかえるのは私だけではないに相違ないとおもいます。限界に挑んだ修験者、修行僧、世を疎んだ者、敗者となった権力者たち・・・。ここへ至った者たちを紀伊の霊場は、優しく抱擁しました。21世紀の今日、今なを私たちが心惹かれるのはなぜなのでしょう。

 いっぽう、地の果てとされていたスペインの西北端にあるガリシアでは813年キリスト12使徒の一人、聖ヤコブ(スペイン語ではサンティアゴ)の墓が発見された。聖ヤコブはスペイン北部で伝導をした後、パレスチナで打ち首にあった。石の船に安置された彼の遺体は、2人の弟子とともにガリシアの海岸に流れ着いた後、ウヤ川を遡り、パドロンという町に流れ着いた。その後様々変遷を経て遺体はリブレドン山に埋葬されたが墓の存在は忘れ去られていました。

 中世になって輝く星に導かれた隠者によりヤコブの墓が発見され、以来、この地がキリスト教の聖地の一つとなりました。世界遺産にも登録され、ロマネスク美術の華ともいえる巡礼の道「カミーノ・デ・コンポステーラ」は、ヨーロッパにおいて精神的、文化的、かつ歴史的に大きな意味合いをもっているのです。巡礼者は、自分自身を見つめるために旅に出ます。仏・スペイン国境から約800kmにもわたる長い道中にその思いを込めて、星降る道、銀河の道を進み、サンチャゴ・デ・コンポステーラの聖ヤコブの祭壇に向かって歩き続けるのです。

 

本企画は、日本と地球の反対側にあたる欧州が時代を越えて相似的な文化が興り、天皇や皇帝、貴族などの高貴な人々はもちろんのこと、広く一般大衆にも浸透して親しまれ、伝説的、歴史的、文化的にも重要で、かつ現在もこの巡礼街道を通しての文化の交流や人間と人間の心暖まるふれ合いを探ります。 そして、そこに点在する美しい風景を愛でながら、欧州文化にも深い造詣を持つ南川三治郎の鋭いカメラ・アイと柔軟な感性によって日・欧文化を対比させ、神秘のヴェールに包まれた謎をフォトグラフィックにヴィジュアル化して迫ります。


プレス関係お問合せ
「日・欧巡礼の道」展広報事務局 TEL03-5640-5453 FAX03-6862-6727 担当:松井

巡回展 南川三治郎写真展 −熊野古道・巡礼の道−
日時 2008年1月2日(土)〜31日(木)
会場 三重県パラミタミュージアム http://www.paramitamuseum.com

copyright / Sanjiro Minamikawa