Jean TINGUELY ジャン・ティンゲリー Jean TINGUELY
(スイス 1925 〜1991)

20世紀後半のジャンク・アート(廃品芸術)を代表する作家で、'50年代ヨーロッパの前衛運動、ヌーボー・レアリスムのメンバー。ただしアルマンやセザールと異なり、ティンゲリーのジャンクは機械文明や大量消費社会に対するダダ的破壊衝動と、痛烈なアイロニーできわだっている。古鉄やさまざまな日常の廃物を集めて組み立てたモーター仕掛けの彼の作品は、滑稽きわまる動きで嘲笑をまきちらすのだ。中でもニューヨーク近代美術館で発表したニューヨーク讃歌は、あらかじめ爆発するよう電気で仕組まれた巨大な自動破壊(オートデストラクション)の廃物芸術であり、大爆笑を誘った。



アトリエの巨匠・100人より掲載
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