Salvador DALI サルヴァドール・ダリ Salvador DALI
(スペイン1904〜1989)

本来のオブジェを造るのと同様に、全宇宙に漂う物質をすべてダリの目を通して一定時限に定着させ、あるいは、ダリの息を吹き込むことによって新しいエネルギーとして分裂を繰り返させ、シュールレアリスムの中にクラシズムを巧みに取り入れたダリ。

シュルレアリストの中でも、フロイトの言う無意識界の怪奇を、もっともパラノイアックに表現した最右端がダリだ。第二次大戦後は芸術界のアナーキーで痛快な異端児として、ニューヨークのジャーナリズムや社交界を賑わせた。晩年作には宗教的傾向が色濃いが、最後までその言動はスペイン・バロック的であった。



アトリエの巨匠・100人より掲載
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