Antoni CLAVE アントニ・クラヴェ Antoni CLAVE
(スペイン1913〜)

「画家が最後の一筆を描くためには勇気が必要です。躊躇したり、電話に邪魔されたりすると、また別のアラが見えてしまい、修正しているうちに結局絵を壊してしまうこともたびたびです。その勇気を出すために、外界から私自身を何日も遮断して考えることもあるのです」と、語るアントニ・クラヴェ。ピカソにはその情熱を、ボナールには色彩の魔術を、ルオーには人間や事物の組立を学んだ。南フランスのサン・トロぺに住み、チューブからなすりつけるような厚塗りの手法によって強烈なサンティマンを静かな主題の中にとり込み、アトリエを未完の傑作で埋めつくしている。



アトリエの巨匠・100人より掲載
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