Arthur Hailey アーサー・ヘイリー Arthur Hailey
(1942〜)
昨年7年ぶりに沈黙を破って『刑事捜査課を発表した』アーサー・ヘイリー。1920年イギリス南部の工業都市ルトンで生れ、第二次世界大戦中はイギリス空軍のパイロット、戦後47年にカナダに移住。トロントの出版社で編集者となった。その後しばらくテレビの脚本を書いていたが、1958年にジョン・キャッスルとの共作で『0ー8滑走路』を発表。つづいて'59年に『最後の診断』が出版された。さらに'62年に発表された『権力者たち』は、権力闘争に奔走する政治家の実態を暴いた作品で、同年ダブルデイ社の文学賞を受けた。アーサーが彼の作家としての地位を確立したのは、1965年に出版された『ホテル』であった。それから3年後の'68年には『大空港』が発表され、さらに'72年の『自動車』もアメリカで大きな反響を呼んだ。彼は一貫して現代の社会生活と切っても切れない人間の尊厳を、小説家の目として冷静に捉え、現代社会の持つ普遍的な問題点を人間を通して描きあげている。現在は赤道直下の常夏のバハマ諸島のナッサウに居を構え、シーラ夫人とともに悠々自適に暮らしていた。

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